JBK Farm

水田農業を継承しパイオニア精神と柔軟な発想を持ち、次世代を担う人たちに魅力を伝える農家を目指しています

 

植えました!

グリーンカーテン用に準備したもの

パッションフルーツ大苗 3つ
コンテナ 3つ

蔓用ネット 3枚(1800x3600)
化成肥料

 
 
コンテナはこれ
2つの苗は、25リットルくらいのコンテナに植えます。

 
植え付けます
ポットから取り出して、コンテナの中央に、苗を置きます。

 
土を入れていきます
根っこが隠れるように、たっぷり土を入れてあげてください。

 
ならします
平にならして、化成肥料一握りくらいをパラパラとまきましょう。

ポイント!

パッションフルーツは、植え付け後、3週間~4週間はじっとしています。
まだまだ冷える朝もあるので、心配なときは、新聞紙を2~3枚ふわっと掛けておいてあげると安心です。

 

気をつけて!

土の中にコガネムシの幼虫が眠っている可能性が有ります。

この幼虫は、根を食べつくし、植物を枯らしてしまいます。
よく掘り返して、探してください。このコンテナには、去年パッションフルーツを植え、枯れてしまったまま今日まで外に放置していました。掘り返してみたところ、幼虫は30匹くらいいて、あったはずの根は無くなっていました。
 
土を少し出す
植える場所の土を掘り、外に出しておきます。

植え付けます
ポットから取り出して、コンテナの中央に、苗を置きます。

土を入れていきます
根っこが隠れるように、たっぷり土を入れてあげてください。
平にならします。

お水をあげます
たっぷりあげましょう。

ポイント!

パッションフルーツは、植え付け後、3週間~4週間はじっとしています。
まだまだ冷える朝もあるので、心配なときは、新聞紙を2~3枚ふわっと掛けておいてあげると安心です。

植え付け後、しばらくの間、じっとしています

じわじわと根を張りめぐらして、様子を伺っているようです

じっとしていたパッションフルーツが、蔓を伸ばしてくる頃です。ネットの準備をしましょう。
 
ネット
上に伸びていくので、長いネットを緩やかな角度で張ることをオススメします。

5月16日花が咲きました。
不思議な形をしたお花ですね~

花が咲いたら 必ず受粉をしてあげてください。
花は1日で終わってしまいます。開花しているのを見つけたら、すぐに受粉してあげてください!

急に花が咲かなくなり、実が大きくなり始めます。

 

実が熟し始めた頃

色が変わり始めたら一気に濃い色に変化しますよ!

 

食べごろを教えてくれます

ころんと落ちている実は、食べごろの証!

収穫してから3日~4日待って、皮がシワシワになってくると甘味が増しています。

寒くなる前に、準備をされる事をおすすめしています。

家の中へ移動させる場合

用意する物 ・鉢(苗の数分)
 
ネットから外します
1.5m残すように刈りこみます。

コンテナから掘り出します
細かい根っこは切れてしまいますが、気にしなくて大丈夫です。

鉢に移します
土はそのまま鉢に入れるようにします。

葉っぱを落とします
根っこが減った分、葉を減らします

どんどんを落とします

1/3以上落とします

完了!
スカスカですが、これで準備が完了です。

ポイント!

家の中へ移動させた後の水やりですが、土の表面が乾いたらあげましょう。

実がついたままで越冬させてみよう!

写真はクリックで拡大表示ができます

ネットから外します

太い茎だけ残して、細い枝は切ります

くるりと巻き付いている部分を切ると楽に外せます

どんどん外していきます

外れました



コンテナから掘り出します

移す容器にあわせて掘り出します

細かい根は切れてしまいますが、大丈夫です



鉢に移します。根に付いた土はそのまま鉢に入れるようにします

今回はバラ用の土を入れました

入れたら上からも土をかぶせます



葉っぱを落とします根っこが減った分、葉を減らします

先の方に5枚ほど葉を残して、茎を握って滑らせるように葉を落としていくと簡単です



今回は、2本の軸にワイヤーで固定しながら巻きつけていきます。


完成!



枯らしてしまった失敗談

暑くなってから植え、花も沢山咲いて、実もなったのに。。。

越冬の方法を知らなかった。。。

11月が過ぎた頃、短く切って、コンテナにビニールをかけ外に置いておきました。寒くなってから、土が乾燥してることが気になり、お水をあげてしまい、翌日の寒さで凍ってしまいました。

抜こうとしたら、土全体が盛り上がりました。根がよく張っていた証です。

パッションフルーツ栽培時の注意点

開花・受粉から14日で玉伸びを終え、その後45日で完熟、自然落下する。収穫は自然落下したものを回収する(もしくは軽く触れると落下する程度)。蔓ごとに一番花は、人工授粉で、確実に受粉を行うのが栽培の要諦であり、開花を誘導する技術、多収量の元苗の作り方などにノウハウが形成されている。

亜熱帯植物ですが、花は気温30度を超えると咲かなくなります。冬は3度以上を保てるところで越冬します。

水は大好きですが、やりすぎに注意。この按配が難しい。

肥料大好きです。10月まで月に1回あげましょう。
水遣りほど気は遣わなくても良いのですが、限度があります。

基本的に病気に強いのですが、株元を多湿したり、水をやりすぎるとカビ菌が発生します。

カメムシが着くことがありますが、甚大な被害にはなりません。
アリが蜜腺を目当てに上がってくる事があります。花が咲く前のアリは要注意ですが、花が咲く頃のアリは、大歓迎です。受粉してくれる働きが有ります。
湿気の多いところは、ナメクジが付かないようにしましょう。

鉢植え 基本的にどんな土でも良いのですが、水はけの良いものが理想です。鉢植えにする場合25リットル以上の容積は欲しいです。

4月下旬~5月下旬が適期です。

地植えをした場合越冬する時に鉢に植え替えます。

グリーンカーテンでは別段必要ありません。

自然交配では蟻さんが主役ですが授粉率18%。人工交配の授粉率92%。歴然です。